昨年末から現在まで、世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス(COVID-19)
現段階ではウイルス自体の病原性や宿主因子などが少しずつ解明されつつありますが、抗ワクチンの生成法などについては実際にはよくわかっていません。
それゆえ予防策も無く人類のほとんどが対抗できる免疫を持っていない状態であり、容易に人から人へ感染することが予想され、今もなお世界的な大流行(パンデミック)を引き起こしています。
そして、これは健康被害だけではなく、これに伴った様々な混乱により社会的影響が全世界で引き起こされ大混乱を招いいるのが実情です。
新型コロナウイルス|自分でできる7つの予防対策
1.手洗い

普段の生活において私達は様々なものに触れる機会が多く、そのため自分の手にもウイルスが付着している可能性が高いです。
下記は厚生省ホームページからの、正しい手の洗い方の紹介です。
20~30秒、しっかりと時間をかけ念入りに行いましょう!

2.口の清掃とのどの抗菌

ウイルスの感染予防は、粘膜の炎症の防御が大切です。
今まさに新型コロナウイルスによる感染が広がる中、私たちが出来ることそれは
様々な感染症に対応できる体を作り、自己防衛する
- 連鎖球菌と真菌カビが合体すると、口の中に粘着性の膜が出来る。
- そこにウイルスが付くと爆発的に増える。
このような理由から、口の中を清潔に保つことは非常に大切な事が伺えますね。
そのため外出するときは、歯磨きと口の清掃がウイルスの感染防御の第一歩!
近年では口腔細菌が、内科疾患や認知症、嚥下性肺炎などの全身疾患と密接な関係があることがわかってきました。
そのため口腔ケアが単なる虫歯や歯周病予防だけでなく、全身疾患の予防など生命維持に重要な役割を果たしているのです。
その他、のど(上気道)の抗菌ケアとしては、古代から自然の抗生物質として使われてきたプロポリス。
プロポリスは、出来れば南米産か、ニュージーランド、オーストラリア産のもの(採取する樹がヨーロッパや中国とは違い成分も変わるため)でアルコールが入ってないものを選ぶようにしましょう。
- プロポリス 5 滴と唾液とまぜて飲む
※ハチミツアレルギーもあるため最初は一滴から初めましょう。
3.塩水うがい

塩には消毒効果はありますが、市販のうがい薬ほど強力なものではありません。
しかし、すでに炎症のある喉にうがい薬の様な強い刺激を与えてしまうと逆に粘膜を傷つける可能性があります。
その点、塩は日常的に口にする調味料なので分量を間違えなければ、喉を傷つける恐れはありません。
また塩には次のような作用があります。
- 抗菌作用→菌の増殖を抑えること、阻害すること
- 脱水作用→物資から水が取り去られること
抗菌作用があるのはもちろんのこと、塩には脱水という作用を利用してウイルスを炎症部から取り除く働きがあるのです。
またすでに炎症のある喉にも有効とされています。
- 500ml:小さし1
- 1000ml:35g(強め)
4.栄養、和食中心、免疫上昇スープ
バランスの良い食事は免疫アップに効果的です。
その中でも「和食は栄養バランスのとれた最高の食事」といっても過言ではないでしょう。
また、和食には善玉菌を多く含む納豆・味噌・ぬか漬けなどの発酵食品も多く、これらを意識的に摂取することにより腸内環境を整えることができます。
腸内環境を整えることは、体内の細胞を活性化させて、ウイルスなどから身体を守る機能を高めることにも繋がります。
5.身体の乾燥を防ぐ

体内の水分量が低くなると、ウイルスに感染するリスクが高まります。
- 水分量を上げる:ビタミン C(アスコルビン酸原末)を、朝・昼・晩2gずつ
- 粘膜の強化:ビタミンB複合体
- 鼻呼吸を意識:咽頭(口の中と喉)の乾燥を防ぐため
口呼吸をしているだけで咽頭の乾燥を招き、その中にあるワルダイエル咽頭輪というその周囲の免疫をつかさどる部分の機能が落ちてしまいます。
6.運動

自然免疫を出すには、血流とリンパの流れを作るために適度な運動は必要不可欠!
その中でも気軽にできる運動としては、体への負担も少ないウォーキングがおすすめです。
7.日常生活で大切なのは換気

室内にいる時は、定期的な換気を心掛けましょう。
更に超音波の加湿器で、カテキンを散布するのも良い方法の1つです。
カテキンは、細菌に対して次のような効果が認められています。
- 毒素型の菌→解毒作用(毒素を消す)
- 感染型の菌→殺菌作用(細菌の細胞膜を破壊する)
ウイルスは細菌と違い、特定の細胞に取り付きその中で増殖を繰り返します。そのため細菌よりも厄介な存在。
しかし、カテキンには細菌とともにウイルスにもその効果を発揮することがわかっています。
私が使用しおすすめなのは、ニトリの「お茶の力」
こちらは超音波加湿器に用いる専用の除菌消臭剤で、加湿タンクの中に本剤を投入するだけなので簡単に使用することができます。
まとめ
依然として世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスですが、まずは自分でできる感染症対策をしっかりと行っていきましょう。
- 手洗い
- 口の清掃とのどの抗菌
- 塩水うがい
- 栄養、和食中心、免疫上昇スープ
- 身体の乾燥を防ぐ
- 運動
- 日常生活で大切なのは換気
感染者数も200万人を超え、収束までには長期間かかることが考えられます。
しかしそんな中でも、徐々にワクチンや薬の開発も進み始め、明るい兆しも見え始めているのも事実です。
まずはきちんとした治療法が確立するまで、自己免疫力を高めウイルスに負けない身体づくりをすることが大切です。
この未知のウイルスに打ち勝つために、共に頑張っていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
津久井整骨院